
我が家の長男がそうです。ハウスダスト、それからダニ、犬などで、アレルギー反応が出てしまいます。
そんな我が家のアレルギー対策をご紹介します。
この記事を書いた人
未就学児2児の母。長男がアレルギー性鼻炎持ち。検査の結果、花粉症・ハウスダスト等のランク3。日々、アレルギーが発症しないようにと気を付けているママ。
こんな方におすすめ
- 食物アレルギー以外のアレルギー体質のお子さんをお持ちのパパママ
- ハウスダストによるアレルギーに悩む方
Contents
息子のアレルギーの程度
まずは、私の4歳の息子のアレルギー検査の結果からご紹介しますね。
ご覧の通り、ハウスダストを始め、スギ・イヌノフケ・ダニが、クラス3という陽性です。
頻度としては、月2~3回とちょこちょこアレルギーを発症してはいますが、今のところは、深刻だなと感じる事はあまりなく、毎度軽度で収まっています。
アレルギーが発症する条件
長男の場合ですが、以下の条件時に発症しやすいです。
- 就寝時と起床時の室温差が-5度を超える日の朝
- 掃除を2日間サボった次の日の朝
- 掛け布団を掛けずに寝た次の日の朝
息子の場合は、特に寒暖差が大敵です!
特に季節の変わり目はてきめんで、空調を付けたまま寝かせるか厚着で寝かさないと、朝方冷えて、寝起きからアレルギーが出てしまいます。
風邪との違いが分からない時もありますが、だいたい、アレルギー発症中は目の回りが赤くなるのと、連続的なくしゃみ、大量の鼻水がでるので、それで判断しています。

※因みに、食物アレルギーはありません。アレルギー発症は圧倒的に寝起きが多いです。
ほとんどは朝に発症し、気温の上昇と共に次第に症状は自然と収まっていきます。
長引いても、お昼頃には完全に収まります。
お天気の日は比較的症状が出にくいです。

時々、強く反応が出て目を痒がる時や、くしゃみが止まらなくなる時があります。その時は病院で処方されたアレルギーの薬(アレロック顆粒0.5%)を服用させる事ですぐに収まります。
尚、かかりつけの小児科の先生からは、「掃除を小まめにしてください」だの「換気してください」だの、そういった具体的な対処法の指導はなく「出る時は出る、上手く付き合っていきましょう」という感じで、薬だけ処方されました。
薬がなくなったタイミング、アレルギーが強く出たタイミングなどで、ちょこちょこ通院しています。
検査を受けた経緯
元々掃除好きな私。
ほぼ毎朝掃除、しかも、掃除機だけでなく水拭きもしているにも関わらず、度々、息子にアレルギーのような症状がみられた為、次第に心配に。
一日2回に掃除を増やしたり、布団カバーを小まめに洗ったりと、色々気を遣うようになりました。
そして、上記の通り、我が家はアレルギーの検査を行いました。
何度かアレルギーを発症して通院を繰り返して、1年以上経ってからの事でした。息子が4歳になる頃です。

でも、これは私が強く希望したもので、先生からの勧めではありませんでした。
検査をするにあたっては、採血が必要になる為、先生からはお勧めしないとの事。
そこまでして検査したところで、その結果に対して何かが出来るというわけではないからです。
さらに詳しく
3歳以下の子の採血はかなり大変です!注射と違って時間がかかりますし、暴れられると採血できません。
それは納得した上で、でも、私個人が「花粉だけなのか、犬のせいなのか、ハウスダストのせいなのか?」何が大丈夫で何が駄目なのかどうしても知りたくて、息子には我慢してもらい、採血させました。

結果的に、先生の予想通り「全部出た」わけですが、個人的には検査して良かったです。
「この子は、花粉も犬もハウスダストにも反応しちゃうんだ」というのが数値で分かったので、その日から、もう、あとは何も疑う事なく、日々掃除や対策に励むだけ!と切り替える事ができたように思います。
検査する事自体をお勧めはしないのですが、「子供の為に、母ちゃんは戦うよ!(本気で掃除に励むよ!)」と覚悟を決めたいママが、現実と向き合う為に、1度くらい検査する事は間違っていないと個人的には思います。(小児科の先生も御理解下さいました。)
「アレルギー体質だからしょうがないよね」って、諦めて何もしないよりはいいんじゃないかと…。これは本当に個人的な意見ですが。
少しでも発症を抑えて、子が鼻水やらくしゃみやら、痒みや怠さの症状を味わわなくて済むようにしてあげたいと思うのが、ごく自然な親心だと思うのです。
メモ
尚、我が家は犬がおり、息子のアレルゲンとなってしまっています。でも、だからと言って触ると発症するというわけでもありません。抱いたりと普段ふれあっていても発症しない時はしません。謎です。←犬を手放さずに済むように、毎月シャンプーをし、普段から衛生管理には気をつけています。
新築の家でも出るアレルギー!
「汚い、埃っぽい家だから、アレルギーが出てしまうんだ…」と賃貸マンションに住んでいた頃は、母親である私は自分にも責任を感じて、頑張って掃除に励んでいました。
古い賃貸マンションだったので、掃除してもしても無理、新しい家でないとダメなんだと思っていたのですが、
でも、それは違いました。
現在、新築戸建に引っ越して住んでおりますが、入居から欠かさず小まめな掃除をして常に綺麗な状態を保っておりますが、息子のアレルギーは相変わらずです。
新築でも、ハウスダストのアレルギーは発症します。
家が古くて汚いから、埃っぽいから…それはあまり関係のないことなんだなと実感中です。
アレルギー性鼻炎のアレルゲンは?
アレルギー性鼻炎と診断された息子が受けたアレルギー検査の項目として、スギ花粉、犬のフケ、ダニ、ハウスダスト…が上げられました。
夫が花粉症持ちなので、花粉症については遺伝的なものなのだから仕方がないよね…とすぐに納得。
気になったのは、それ以外の、ハウスダストなどでした。
そもそも、ハウスダストとは?
皮膚、花粉、土、スス、灰、繊維、植物片、などなど。つまり、ハウスダストとはいろいろなものが複雑に混ざった混合物ということです。
実はハウスダストの定義は曖昧。
室内におけるハウスダストのアレルギーに関する影響度などの検査目的で使用する場合は、目視できるような比較的大きな毛髪や小石、木片、紙屑などを除いた残りの塵をハウスダストと呼ぶそうです。
ペットの毛などは含まれません。
アレルギー性疾患を引き起こすアレルゲンとしてのハウスダストには、ダニなどの動物性の物質、花粉などの植物性の物質、プラスティックに付着した化学物質などがあります。
人間の体には、外から体内に入り込む有害な物質から身を守ろうとする防御機能があります。有害ではない特定の物質に対してまで過剰反応をしてしまうのがアレルギーで、鼻水・くしゃみ・湿疹などの症状が現れます。
ダニの死骸や糞はハウスダストに含まれますが、検査項目として、ダニ(生きている)も、別であります。
アレルギー対策
アレルギーへの対策は、アレルギーの原因となるアレルゲンを遠ざける事から始まります。
家庭でできる対策を5つご紹介します!
※一般的に効果的とされている対策、そして私が実践して効果を感じている方法のご紹介です。参考までにお願いします。
掃除をする
とにかく、ハウスダストが含まれるチリや埃を除去する掃除が大事です!
でも、ただただ、掃除をすればいいってものではありません。アレルギー発症を防ぐ為の掃除方法があるのです。
部屋の、掃除する順番を、意識した事がありますか?
小学校時代を振り返ると、掃除の時間は、まず机と椅子を移動させて、箒で床を掃き、その後、雑巾がけという順で行っていたかと思います。
でも、実はこの順番だと、床に溜まったハウスダストを、箒で掃く事により舞い上げてしまうのですよね。
一度舞ったハウスダストはしばらくは大気中を舞い、口や鼻から侵入します。
掃除機も同じです。
最初に掃除機を使う事により、ハウスダスト等を舞い上げる可能性の方が高いのです。
正しい順番は、雑巾掛けをした後に、掃除機をかける(箒で掃く)です。
まず、床の上に積もったハウスダストを雑巾で抑えるようにふき取り、残ったゴミやカスを掃除機で吸い取る形がベストです。
この順番ってご存知でしたか?
上記の通り、私も小学校時代に「箒で掃いてから雑巾がけ」という習慣が身についていた為、掃除機から掛けるというのが正しいと思って、疑った事すらなかったです(汗)
「この掃除順って一般常識?」と不安になって、つい先日Twitterでアンケートをとってみました。
良識あるパパママブロガーさん達が回答して下さいましたよ♪
29名中20名は、掃除機の前に水拭きがいいなんて「知らなかった」との事!

「アレルギー持ちの子供の為に、小まめに掃除しているのに!」と掃除効果が感じられないと思っている方、掃除順のせいで、逆効果になっている可能性があります。
小まめに掃除機をかけたくなる気持ちはわかりますが、ハウスダストを舞い上げさせるだけなので、掃除機の頻度は抑えて、水拭きの方を意識して先に行うようにしてみましょう!
空気清浄機を利用する
掃除と共に換気も大事です。
掃除で舞い上がった塵や埃は、およそ2時間かけて床に落ちるそうです。
ペットの毛やフケは特に長く、ダニなど粒の大きなものであっても30分という事なので、かなり長い時間、アレルゲンが空気中を漂う事になります。
少しでも早く抑えたい場合は、空気清浄機を使用する事で、空気中の浮遊粒子の除去が可能です。
息子が、イヌのフケ、ダニ、ハウスダストと検査で反応が出てしまった我が家は、バルミューダのエアエンジンを使用しています。
効果のほどは正直わかりません。
空気清浄機をつけているから発症しないというわけでも、つけてない日は発症してしまうというわけでもないです。
でも、掃除機を掛ける度、もっと言うと、家の中を人が移動する度に、床の上に積もったハウスダストなどが舞い上がっていると考えると、空気清浄機を使わない手はないですよね。

レンタルがあります!
空気清浄機も色々あって悩みますね。いずれも高額商品ですし。
それに、効果を維持するには定期的なフィルターの交換も必要。意外と、このフィルター交換も年に1度の推奨となっていますが、1万円近くするので、毎年交換となると結構な出費になります。
すぐに欲しいけど、手が出せないという方には、お試しも兼ねてレンタルの利用をお勧めします。プラズマクラスターやダイキンストリーマなどの人気機種が、月額1,900円からレンタル可能です。フィルターも無償で自動的に送ってきてくれるので安心です。常に清潔な状態で使用できますね。
レンタルなので安心・簡単・手間要らず!【レンタル空気清浄機】
機種に悩んでいる方、金額的に本体を一括購入するのが難しい方にはおすすめです。
子供のアレルギーは待ってはくれませんからね…早めの導入をお勧めします。
布製品に気をつける
ダニは、気温20~30℃、そして、湿度60%以上の環境で繁殖ができます。
人間の体温や汗で、温度と湿度が上昇する布団や毛布などの寝具は、ダニの棲家になりやすいです。
また、寝具だけでなく、クッション、また、ラグやカーペットなどの敷物にも住み着きます。我が家は、基本的にフローリングですが、ダニとハウスダスト対策の為に、あえてラグも敷かずにそのままにしています。

尚、布団のダニ対策としては、以下がオススメです。
あの有名な帝人(株)のグループ企業である株式会社テクセットの寝具「ミクロガード(R)」です。
極細繊維を、高密度に織り上げたファブリックで、ダニは100%、ハウスダストは99%シャットアウト!!繊維の隙間を緻密にすることで、ダニはもちろん、ダニのフンや死骸、ホコリなどのアレル物質をしっかり遮断します。
寝具のダニ対策はこれでバッチリ!
我が家は、寝具はカバーは2~3日に一度替えています。
カバーは洗濯するのも付け替えるのも大変なので、なかなか毎日…というわけにもいかないのが現状です。

観葉植物を置かない
葉の上に、ハウスダストが積もるという事はもちろんですが、それ以外にも、観葉植物は湿度を上昇させる為、ダニやカビが繁殖しやすい環境を作りやすいという点があります。
我が家、入居後はフェイクグリーン(造花)しか買っていないのですが、それはこれを意識しての事です。
ダニシートを導入する
アレルゲンのハウスダストにダニの死骸や糞が含まれるという事で、そもそもダニの発生を抑えたらアレルゲンも減るのでは?ということで、ダニを捕獲する事が可能なダニシートも人気です。
殺虫剤ではないので、赤ちゃんやペットがいても安心して使えると、なんと医療関係者1,000人から支持を得ている、という商品です。
使い方は、至ってシンプルで、ダニの発生しやすい場所にシートを張るだけ。
ダニは夜行性です。
日中は隠れているので掃除機で吸い取るには限度があります。夜の間に布団などに忍ばせて捕獲する方が効率的なのです。
では、どうやってダニを捕獲するのか…?
それは、お馴染みの「ごきぶりホイホイ」と同じシステムです。
ダニの好む臭いでシート内におびき寄せて、強力粘着シートによりダニの足をキャッチ!二度と外へは逃がしません、というアイディア商品です。

日々の掃除、換気と是非とも併用したい、ダニ捕獲用アイテムです!
まとめ
というわけで、本記事のおさらいになりますが、ダニ、イヌノフケなど含め、ハウスダストアレルギー対策には以下が効果的です。
アレルギー持ちであれば、一生付き合っていく事になります。
症状がでない範囲で、無理なく続けていきたいものですね。
以上、子供のアレルギーをどう防ぐ?ハウスダスト対策5選!でした♪どなたかの参考になりましたら幸いです。