
家事動線を意識して建てた、33坪(北玄関の間取り)の我が家。お答えしますね!
時短、効率の良さ…それらまでを考え、取り入れたマイホームにできたら最高ですよね。
でも、狭い建坪で家事動線を意識した間取りといっても…実際問題、なかなか難しいものです。
「え?回遊?」

狭い家故に、玄関の位置と日当たりを考えたリビングの位置を優先して考えた時点で、大方決まってしまうんですよね間取りが。
それでもなんとか間取りに反映できた我が家の家事動線をご紹介します!
Contents
狭い家での家事動線
家事動線は以下が考えられます。
- 洗濯動線
- 掃除動線
- 買い物~台所動線
買い出し後の荷物をキッチンにスムーズに運び入れるための動線などありますよね。
小さな家や、特殊な設備を入れるのが難しいローコスト住宅の場合、あれこれ便利な動線を意識しても、すべての実現が難しいところ。
我が家は、重労働になりがちな「洗濯動線」を主軸に考えました。

-
参考注文住宅2000万の間取り【33坪2階建て(北玄関)】ローコスト住宅】を紹介します。
みみみ広くはないですが、家族4人でゆったり暮らすには十分なこじんまりとした家です。 あたち(小型犬1頭)もいるのー!みみ ...
続きを見る
家の間取りはこんな形になっています。
洗濯動線を意識した間取りのポイントは以下です。
- 洗濯機から干し場までの距離はなるべく近い方がいい!
- 取り込み後の事も考え、衣類収納の場所も決めてしまうべき!
- 「なるべく子供を見ながらできる洗濯」を意識する!
- 物干し場は玄関から見えない位置がいい!(来客に色々見られちゃう)
- 子供部屋のバルコニーを干し場にしない!

当たり前の事ですが、最低限、気を付けたいポイントですね。
ココに注意
以下、我が家の洗濯動線をご紹介します。
洗濯から干すまで
洗濯機は、1階の洗面脱衣所にあります。
step
1洗濯が終わったら、その場でハンガーにかける。(ホシ姫サマがある。)
step
2その掛け終わった洗濯物を持って2階に上がる。
step
32階の寝室にあるバルコニーに洗濯物を干す。
2階建ての家の場合、洗濯が終わったら、バルコニーで干すのが一般的かと思います。
しかしながら、小さな子供がいる場合、2階のバルコニーでゆっくりなんてしていられませんよね。
我が家は、基本的に1階で子供の様子を見ながら、洗面脱衣所でハンガーにかける作業をしてしまっています。
リビングや和室で遊ぶ子供をチラ見しながらできるので、安心です。
もちろん、タオルケットやシーツなどの大物はバルコニーに直接干しにいくしかないのですが、普段の洗濯は、ハンガーに掛け終わったものを全部持って、パパッとバルコニーに掛けてくればいいだけなので、目を離す時間はごくわずかです。1分くらいでしょうか。

取り込みから収納まで
逆に取り込む時は、以下の流れです。
step
12階バルコニーにてハンガーごと洗濯物を取り込む。
step
2同寝室内のWICを経由して衣類(夫婦分)を収納する。基本的に掛けるだけ。
step
3残った洗濯物(子供分と家族分の下着類)を持って1階に下りる。
step
41階の洗面脱衣所に戻りリネン棚に収納、ハンガー類は物干し(ホシ姫サマ)に戻す。
以上のループです。

洗濯動線のポイント
洗濯動線というと、洗って干すところまでが楽であればOKとされがちですが、干した物を取り込み、収納するところまでの流れも決めてしまうと更に楽です。
衣類の収納場所は、使い勝手も含めよく検討したい部分です。
我が家の衣類の収納場所は、以下の通りです。
下着類 | その他衣類 | |
夫婦分 | 1階・洗面脱衣所 | 2階・寝室内WIC |
子供分 | 1階・洗面脱衣所 | 1階・和室兼子供寝室(将来はファミリークローゼット化予定) |
洗濯室に隣接のファミリークローゼットがあると便利ですが、狭い家だと、下着を含めた衣類家族全員分をまとめるほどの大容量の収納を間取りに入れるのは、なかなか難しいもの。
1つにまとめる事はできなくても、下着だけでも1個所にまとめて収納するようにすると、色々手間が省けます。
リネン庫(リネン棚)を作ると楽になる
下着やパジャマなどの収納スペースを、「リネン庫(リネン棚)」などと呼びます。
脱衣所に下着置き場を作ると、格段に楽です。
狭い賃貸住宅などの場合、お風呂に入る際は、別の部屋から下着やパジャマを持っていきますよね。
慣れてしまえばどうって事ないかもしれませんが、脱衣所に下着収納があったら便利ですよね。

このリネン棚確保は、家事動線の肝です。
注文住宅なら是非とも取り入れたいものです。
リネン庫も兼ねた洗面脱衣所
我が家の洗面脱衣所は3畳ぐらいあります。
どうしても、下着などにの着替えを置きたくて広めに確保し、かつ、可動棚(横幅73cm)を作ってもらいました。

可動棚だけだと下着類など細かいものの収納に困るので、最下部にチェストを入れてみました。
幅72cmのチェストを購入。
横幅ピッタリ!
ピッタリというか…
巾木に乗っちゃってますが…(汗)
とりあえずギリギリ収まってくれてよかったですが。

後日、チェストの下(この隙間)に木材を敷いて補強しました。
我が家のリネン棚用のチェストは、コスパ最高のアイリスオーヤマ製。
お手軽価格&シンプルデザインで良いのです!

ただ、引き出しの前側のパネルが外れやすい、少し部品が欠けているのが残念でした。
そのパネルも設計上の不備か、揃ってなくてよく見ると凹凸が。
シンプルだからこそ、単純に全部キチンと揃っているものであって欲しかったですね。(Amazonや楽天のレビューでも同意見多々みられました…。安いけど雑な作りですね…)
ココがポイント
リネン棚など可動棚を設ける際は、中のインボックスやチェストのサイズはあらかじめ確認しておきましょう。
一時的に干せる物干しも必須
天井には物干しを設置してもらいました。
紐を引っ張ると降りてくるタイプです。
洗濯機を回し終えたら、ここでハンガーやピンチハンガーに掛けて、この物干し竿に下げていきます。
逆に、2階のバルコニーに干していた洗濯物はハンガーやピンチハンガーにかかったままの状態で取り込んで、ここで外して畳んでチェストに収納しています。
突然の雨の時に、一時的に取り込んで干しておける場所としても重宝しています。

まとめ:リネン棚をとりいれて家事動線を更に快適に!
洗面脱衣所のチェストには1人1段、下着やパジャマを収納しています。
更には、フェイスタオルやハンカチ・マスクなど、日常的に使うものも置いています。
2階建ての家で、2階に寝室・子供部屋を設け、それぞれにクローゼットなどを作ってしまうと、どうしても洗濯後の収納の手間がかかってしまいます。
子供が小さいうちは、あちこちに服を取りにいくのすら大変です。
最低限、下着やパジャマなど洗濯頻度の高い衣類は、洗濯機の近くにまとめておきたいものです。

折角の注文住宅、是非、洗濯動線を意識した間取り作り、衣類収納の場所決めをし、快適な生活を目指したいものですね。
以上、家事動線と洗面脱衣所のリネン庫についてでした!どなたかの参考になりましたら幸いです。