横長で便利なLGの29インチウルトラワイドモニター【29WN600-W】をご紹介します。
壁掛けする事で狭いデスクにも設置する事ができました。
ウルトラワイドモニターはとっても便利!作業能率UPすること間違いなしです。
29WN600-W本体と、壁掛け作業の様子をご紹介します。
こんな方におすすめ
- 29WN600-Wの購入を検討されている方
- 29インチのウルトラワイドモニター4種で悩まれている方
- ママデスクなど狭い場所への設置を検討されている方
Contents
ウルトラワイドモニターとは
画面の縦横比が1:2以上の横幅の長いモニターの事です。
迫力ある映画やゲームを楽しめるのはもちろん、複数のウインドウを横に並べて見る事ができる為、作業効率アップに期待が持てます。
LGの29インチのウルトラワイドモニター比較
LGから、29インチと小さめで、3万前後の比較的安いウルトラワイドモニターが出ています。
現在販売中の製品は主に以下の4種です。
それぞれ、IPS 非光沢、HDR対応です。大きな特徴を挙げてみました。
製品 | 価格 | カラー | リフレッシュレート | その他特筆すべき点 |
29WN600-W | 29,782円 | 白 | 60 Hz | DisplayPort, HDMI×2,ヘッドフォン出力/内蔵スピーカー |
29WP500-B | 26,820円 | 黒 | 75 Hz | HDMI×2,ヘッドフォン出力 |
29WL500-B | 円 | 黒 | 75 Hz | 【Amazon.co.jp 限定】HDMI×2,ヘッドフォン出力 |
29WP60G-B | 28,929円 | 黒 | 75 Hz | 【Amazon.co.jp 限定】USB Type-C,DisplayPort,HDMI×1,ヘッドフォン出力 |
※リフレッシュレートとは映像の動きの滑らかさの指標で、高い方がチラつかず快適に使えます。
パッ見、性能の違いがわからない4種。
コネクタタイプがそれぞれ異なるので、手持ちのPCや用途により選ぶ大きなポイントにはなるかと思います。
私の場合は、迷いに迷いましたが、漠然と「スピーカー搭載がいい」だったので、多少劣りますがそれが決め手になりました。
29WN600-Wを壁掛けする
私は設置したいスペースの関係で壁掛け対応しました。
尚、このモニターですが、壁掛けには適していません。
とある理由から、ピタッと壁に付けることができません。
29WN600-Wのセット開封!内容・サイズ
それでは、29WN600-Wを開封した様子からご紹介していきます。
当然ながら横長で大きいです。
以下が同梱されています。
- 専用卓上スタンド
- 電源コード
- AC-DCアダプタ
- HDMIケーブル(1.5m)
- 取付け用ネジx2
スタンドが付属しています。通常はこの脚を付けて、卓上に置く形です。
唯一、3万台ウルトラワイドモニターの中では唯一、カラーが白の29WN600-Wです。
ケーブル類も全部白です。
底の中央部の丸いのがON/OFFボタン、縦の細かい溝はスピーカーですね。
モニターの後ろ側はこんな感じす。
これが、このモニターが壁掛けに適さない理由です(汗)
スタンドを接続する金具が飛び出ています。取り外しはできません。
突起の長さ、およそ3.2cm!
意外と飛び出ていて、壁掛けするには結構邪魔になります。
製品サイズは以下の通りです。
卓上スタンドを付けた状態 | 20.9 x 68.8 x 40.7 cm(4.7kg) |
モニタのみ | 31.1 x 68.8 x 2.0~4.6cm(両サイドの薄い部分~中央部の一番厚い部分) |
モニタのみの厚さは約4.6cmですが、
スタンド接続部の突起分を含めると最大7.8cm!
壁にピッタリ、スッキリ設置…という風にはいかないので、注意が必要です。
また、コネクタですが、HDMIケーブル(1.5m)が同梱されていますが、一般的なI型です。
ココがポイント
29WN600-Wを壁掛けする方法
モニター本体には専用の卓上スタンドが付属しますが、別のアームなどを使用する事が可能です。
VESA規格100×100mmです。
私は壁掛けするにあたり、問題の突起や、コネクタの配線を考慮して、少し隙間ができるタイプのテレビ壁掛け金具を購入しました。
壁からの離れ距離は2.54cm、比較的スリムなタイプです。
各種ネジが同梱されているので、別途買わずに設置が可能です。
ここでも、本体背面にある突起の問題が…
壁に設置するスタンドの枠が、突起と干渉してしまうのですよね。
仕方がないので、固定の強度は落ちますが、穴をズラす事でなんとか留めました。
全部を仮留めしてみた様子です。
ここで問題発覚…。
やっぱり突起の方が長い…!?
という事で、壁と枠との間にアジャスターを挟んで、突起と奥行を揃える事に。
設置場所は、我が家のキッチン内にあるママデスクです。
幅84.5cmの造作デスクに、普段はノートPCを置いて使っています。
ママデスクの仕様や椅子(スツール)については、以下の記事にてご紹介しています。
参考ママデスク!主婦だって「自分のスペース(作業スペース・私物置き場)」が欲しい!
みみみ私もそこが一番、しっくりくるように思いました。 でも… 実際は、いくら部屋の片隅とはいえ、やっぱりリ ...
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デスクの左端にコンセントと照明スイッチがあるので、その上、ギリギリのラインにウルトラワイドモニターを取り付ける事にしました。
マスキングテープで、最低ラインをマーキングします。
ココに注意
ノートPCを広げた時に、ウルトラワイドモニターと干渉しないように高さを考慮する必要があります。
ネジを打つ位置を鉛筆などでマークした後、電動ドリルで穴をあけ、付属のネジで枠を固定します。
スタンドの枠だけ設置できました。
ココに注意
ネジを打つ位置に注意です!壁が石膏ボードでは固定できません。柱を探してそこにネジを打ち込む事になります。
長方形の枠に、引っ掛けるような形で、モニターを設置して完成です。
この壁掛けスタンド、一応、15度の傾斜を付けられるタイプの物ですが、例の突起が下部にある関係で傾斜を付ける事が難しいです。
ノートPC(15.6インチワイド)と干渉する事なく、いい感じに!
モニターはデスクから高さ21cmのところに配置しました。
モニター背面の突起問題がありましたが、なんとかモニターの厚さ含め、壁から8.5cmほどの位置にする事ができました。
なんやかん10cmくらいは飛び出るかなぁ…と覚悟していたのですが、最小限に抑えられた感じ。
実際設置してみるとウルトラワイドモニターが前に飛び出ている感がなく、安心しました。
ココがおすすめ
一般的なジャバラのアームだと壁との距離が最低でも5cm以上開いてしまいます。なるべくスリムなタイプの壁掛け金具がオススメです。でもスリムすぎると突起と干渉するので、それも注意です!
まとめ:ウルトラワイドモニターを壁掛けしてみよう!
ママがちょっとPC作業する用のママデスクが、バリバリ作業可能なお仕事スペースになりました。
本体内蔵スピーカーがしょぼいのですが、ちょうど3方が壁に囲われている場所だからか、設置後に聞いてみたら意外と使えそうでした。クリアではないのですが。
あれこれ多窓する作業や、広いスペースが必要なデザインなど、ウルトラワイドモニターはとても便利です。
あまりPC周りは物を置きたくない、嵩張るデュアルディスプレイは我慢…そんな方も、壁掛けであれば邪魔にもならず利便性をとることができるのではないでしょうか!
昔は大きなモニターは値が張りましたが、今はこれらLGのウルトラワイドモニターが3万程度で手に入るいい時代です。
気軽に導入してみてもいいんじゃないかと。
それで、色々作業が捗るなら安いと思いませんか?
画面は広いに越した事はありませんね。
- イラストや画像制作などデザインされる方
- 動画編集作業をされる方
- DTMなど音楽を作られる方
作業能率アップの為に既にデュアルモニターで作業されている方も多いかと思いますが、ウルトラワイドモニターは更に良いですね!
以上、LG 29WN600-W 29インチ/ウルトラワイドモニターを壁掛けする!でした。どなたかのお役に立てましたら幸いです。