
33坪2階建ての我が家には、よくあるキッチンの床下収納の他、3.5坪(約7.4畳)もの床下収納があります。
どうして、狭い家にそんな大容量の収納が作れたのか?をご紹介します。
こんな方におすすめ
- 小さい家でも大容量の収納が欲しい方
- 部屋を狭くせずに、収納が欲しい方

床下収納の仕様
では早速、我が家の3.5坪(約7.4畳)の床下収納のご紹介をして参りますね。
その収納は、2階の寝室の下にあります。
床下収納が書かれた図面が手元になかったので、ざっくりメジャーで計った数値ですが、13.6㎡ありました。
2階の寝室とそして隣接するウォークインクローゼットの下が、収納となっています。
3畳ないぐらいのウォークインクローゼットの床に、扉が2つあります。
一般的なキッチンの床下収納と同じく、入り口は60×60cmほどです。
開けてビックリ、意外と中は広々としています。
高さは60cmほど。
壁はこれいって壁紙やらも貼られていない、そのままの状態です。
予算に余裕がなかったので、「不用品などを突っ込めれば十分。」と設計士にも伝え、本当に建材むき出しのただの隙間収納となっています。

子供の成長と共に季節用品やスポーツ用品が増えていくと想定し、広めに確保してもらいました。
2階に床下収納が作れた訳
ただの2階建てのローコスト住宅が、なぜ2階部分に大容量の床下収納が作れたのか?
この答えは、その下の部屋にあります。
この2階のウォークインクローゼットと寝室の下は、玄関&トイレとリビングです。
我が家は、リビングを320cmの天井高にしている関係で、天井高240cmの玄関とトイレとの間に80cmほどの差があるのです。そこを利用しました。
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そんなわけで、2階の寝室は、階段3段分ほど高い位置になっています。

高さ60cm3.5坪の床下収納の使い勝手
我が家一番大きな収納は、先程ご紹介したウォークインクローゼットが最大です。
他の収納は一般的なお宅と同じように、普通のクローゼットや収納がいくつかある程度です。詳しくは以下の記事にてご紹介しています。
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小さい家でなかなか大容量の収納は作れないので、高さ60cmながら3.5坪の大容量の床下収納は、とてもとても助かっています。
扉を開けて、収納の中には入れるものの、匍匐前進でしか奥まで行けない、また中は床や壁を作ってもらっていないので綺麗とは言えない…という事で、使い方は限定的ですが、以下の目的で活用しています。
- クリスマスツリーなど出番の少ないイベント用品
- スキー板など大型のスポーツ用品
- 軽くて嵩張る布団
- 数年に1度も開けるか分からない思い出グッズ
特に、長い物が入れられるので重宝しています。
入居後、高さ210cmのクリスマスツリーを購入したのですが、それも分解して、この床下収納に余裕で仕舞うことができました。
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ツリー以外にもオーナメントや飾り物も全て段ボール箱に詰め込んで、この床下収納へ。
年に1度の出し入れですし、建材むき出しだろうが何だろうが、気になりません。
とにかく、仕舞っておけるスペースが有難いです!
「マイホームには180cmや210cmの大きなツリーを買いたい!」と考えていらっしゃる方には、特に、床下収納を作る事をお勧めしたいです。

床下収納のデメリット
床下なので、当然ながら、高さを確保する事は困難です。
また、キッチンもそうですが、床下収納というと、湿気によるカビの発生の可能性がある為、衣料や状態変化に弱いものは気を付ける必要があります。
作る際にも、それなりにキチンとしたクローゼットのような作りにするとなると、部屋と同じように換気扇をつけるなど風通しの事を考える必要があり、また、床や壁紙を貼る分、費用が嵩みます。照明をつける為に電気配線工事などの費用も追加になります。
また、ステップフロア、その逆の小上がり畳コーナ―など、段差を活かしてそこに出来たスペースに床下収納などを作る事は可能ですが、間取りは限定的かもしれません。
床下収納のメリット
中に入れるものは多少限定されますが、頻繁には使わない嵩張るものを仕舞っておけるのは嬉しいですよね。
普段使いの掃除機などを入れている収納の奧に、クリスマスツリーやスキー板など…そういう物をできれば一緒にいれて置きたくないですしね。
狭い家ほど、収納スペースをとればとるほど、部屋など生活スペースが狭くなりがちなので、作れる場所があるのならば、床下収納は作っておいて損はないと思います。
ロフトvs床下収納
大容量の収納が欲しいと考えた場合、真っ先に思い浮かぶのは、ロフトではないでしょうか。

子供部屋の上にあったりすると、「秘密基地みたいで面白そう!」とかワクワクします。
でも、ロフトは使い道をよく考えた方がいいと思います。
私は実際、学生時代、4年間ロフト付きのアパートに住んでいました。ロフト部分に布団を敷いて寝室代わりに、そして物置として考えていました。
しかしながら、実際住んでみたら…
夏は暑くて、ロフトでは寝れたものではありません…。熱が溜まりやすいので、冷房をかなり効かせないと厳しいですね(電気代が嵩みます…)。
また、物置としての機能は、かなり限定的です。
梯子で登るタイプのロフトだと、重い物や大物の積み下ろしが大変です。
結果的に、軽い布団、衣類ぐらいしか置かなくなります。しかも衣類も、衣替えに〜と段ボールに詰めてしまうと、女性ではなかなかロフトに上げられません。
物件を案内されると「ロフトは色々おけて便利ですよ~」と営業トークされる事が多いのですが、ロフトを収納に、というのは現実的ではないです。

その点、床下収納だと、重い物の出し入れが容易なので、入れるものを選びません。(モノの大きさにだけは注意が必要ですが。)
床下収納のまとめ
という事で、我が家の2階にある3.5坪(約7.4畳)の床下収納をご紹介しました。
床下収納を検討する上でのポイントは以下です。
- 何を入れたいか、具体的に物品をリストアップしてみる
- 物置やガレージなど他の収納庫との使い分けを明確にする
もちろん、我が家のように間取りの都合上のスペース活用という事で「ついで対応」であれば良いかもしれませんが、無闇に作っても費用の無駄になるかもしれません。
以上、狭い家ほど床下収納を作って活用!33坪の家に3.5坪の大容量収納を作る、でした。どなたかのご参考になりましたら幸いです。

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