
我が家、33坪のローコスト住宅ながら10.5畳ほどのスカイバルコニー(屋上)を作りました。
その仕様や費用、実際の使い道などをご紹介します!
こんな方におすすめ
- 屋上設置を検討されている方
- 屋上での子供のプール遊びを検討されている方
Contents
スカイバルコニー設置の経緯
家作りを始めた早い段階で、夫の方から「スカイバルコニーが欲しい」という希望が出ました。
何故、スカイバルコニーが欲しいのか?
それは、
「夜景を楽しみたい」からだそうです。

気持ちはわからなくはなくて、軽く「いいね!」くらいに、その時は思っていました。
でも、家作りを進めていくにつれて、予算内でできる事はかなり限られている!という現実に直面し、私の中では、自然とスカイバルコニーの優先順位が下がっていきました。
最終段階では、私、大反対。
スカイバルコニーなんて、失敗新築の典型だと思っていたからです。
もちろん、予算に余裕があり、大きなお家だったら欲しい贅沢スペースだと思いますが…
うちには不相応。
でも、この件で度々夫とは喧嘩になり…、
だんだん面倒になり私が折れる形で採用となりました。

家づくりにおける喧嘩の数々は、以下でもご紹介しています。
-
家作りで夫婦喧嘩勃発⁉その原因と対策!注文住宅の新築で喧嘩しないで済む方法。
その不安、解決しましょう! 2020年春に注文住宅を新築した我が家。私達夫婦もかなりぶつかりました。その失敗などの経験を ...
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スカイバルコニーのメリット
設置のメリットは、夫の言うように「夜景が見れる」ですが、他にも無理矢理あげてみました。
- 布団などの大物が心置きなく干せる
- 人の目を気にせずに、日光浴ができる
洗濯スペースとして大活躍!と言いたい所ですが、2階に十分な広さのバルコニーがあるので、特に屋上にあがってまで洗濯物を干したいとは思いません。
また、子供の遊び場として…。
これも、庭がないならわかりますが、我が家は庭もあります。
そうなると、生活の中で、スカイバルコニーの必要性ってほとんどないんですよね…

スカイバルコニーのデメリット
反対に設置のデメリットを挙げてみました。
- 子供転落への心配(もちろん、常時鍵をかけて、壁も十分高いですが。)
- 雨漏りの心配
- 建築費用の増幅
- メンテナンス費用の心配
見積もりをとってみたところ、どのハウスメーカーも「屋上を作るなら、最低でも150~200万は見ておいてください」と言われました。
造作のように、オプションでポンとつけられるものではないようです。
屋上への階段スペースも必要になるので、間取りにも影響します。
ココに注意
我が家は最初から希望していたので、スカイバルコニーが得意なハウスメーカーを選びました。割高になるメーカーもあるので、ハウスメーカー選びに注意です!
経年劣化による、雨漏りの心配もあります。
より優れた建材を選んだり、保証をつける事で、心配を軽減する事は可能です。
我が家は、最も防水性が高いと言われているFRP防水です。30年保証があります。
スカイバルコニー費用・詳細
10.5畳という広さです。
正面の壁以外は、140cmほどの高さにしています。
私の身長が150cmちょっとなのですが、外からの目線は気になりませんし、恐怖心もありません。
このくらいの高さがあれば、現状、子供達についても心配はありません。(常に鍵をかけていて、親の同伴ナシでここまでの階段を上がる事はないですが。)
この間取り図には記載がないですが、左下の角に水道があります。あと、出口付近に照明を付けてもらいました。
この屋上を設置するのに、
+200万かかりました。
ココがポイント
尚、スカイバルコニーもバルコニー同様に延べ床面積には含まれません。もちろん我が家の建坪33坪の中に含まれていません。
スカイバルコニーの使い道
このスカイバルコニー、一体、何に使っているのか?をご紹介します。
スカイバルコニーでプール遊び
春に入居してから2ヶ月間、スカイバルコニーはずーーっと放置されていました。

でも、ついに、ついに、
この造りっぱなしだったスカイバルコニーも日の目を見る事に!!
スカイバルコニーでプール遊び!
そう、我が家におけるスカイバルコニーの最大の用途は、子供たちの「プール遊び」なのです!!
地面が硬いのと、カンカン照りで熱くなっていたので、プールの下に厚み2cmジョイントマットを敷きました!
(以前住んでいたマンションで使用していたお古です。)
今回購入したのはこちらの商品。
我が家のスカイバルコニーには屋根が一切ありません。
真昼間の日差し対策として、一番手っ取り早いのが、シェード付きのプールを買う事でした。
このシェード付きプール、とってもいいです♪
大人は立ったままでは入れませんが、中腰になれば可能ですね。私は1歳児の補助の為、ズボンをめくりあげて一緒に入りました。
位置的には3階相当、壁も高くしたので、特に覗かれる心配もないです。
子供の声(騒音)がご近所迷惑にならないか心配しましたが、やはり4方の壁がそれなりに高いので、階下への影響、音漏れははさほどありませんでした。
新築2年目、2度目の夏は、日差し対策にハンギングパラソルを設置しました!
以下の記事にて詳しくご紹介しています。
真夏は、日差しだけじゃなく、床の表面が熱くなるという難点もあります。
それについては、ウッドパネルを敷くことで軽減を実現しました!詳しくは以下の記事をご覧ください。
-
参考屋上(スカイバルコニー)にウッドパネルをDIYで敷く。
みみみ色がイメージと違い、ちょっと失敗してしまいましたが…(汗) ウッドパネルを敷く前 我が家のスカイバル ...
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200万のスカイバルコニーでプール遊び。

コロナ禍のスカイバルコニーピクニック
コロナ禍、ちょっと咳が出ただけでも、規定上、幼稚園は休ませなければなりません。
幼児を家に一日中閉じ込めておくのは、子供はもちろん親の方もシンドイですよね。

そんな病欠の日、ちょっとお昼ご飯を包んで、スカイバルコニーへ。
レジャーシートなんか敷いて食べると、ちょっとしたピクニック気分です。
ただただ、屋上で食べるだけでも、子供達は大喜び。
「お外で、ご飯は楽しいね!」と言います。
お弁当を食べながら、時折飛んでくる、ヘリコプターや飛行機を指さし…、こんなちょっとの事が楽しいんですよね子供は。
小さなお子さんのいるご家庭は、スカイバルコニーがあれば、それなりに結構使えるかなと思います。

コロナ禍の5月、スカイバルコニーピクニックは大好評でした。
ココに注意
利用可能期間は限定的です。6~9月の夏場は日差しが強すぎて、日除けのないスカイバルコニーでは、日中は過ごせません。
追記:ママの避難場所
「スカイバルコニーなんて無駄スペース…」と否定的な私でしたが、でも住み始めてから、なんやかんやで使用しています。
ウッドパネルを敷いてからなのですが、
青空の下、一人で寝っ転がってビール飲むのが最高です!
毎日の育児疲れ…
夫が在宅の休日は、子供を任せて、私は一人でスカイバルコニーでゴロゴロ…

なかなか外で大の字になれる機会ってないですからね。
夜は、寝転がって、一人で星を見たりもしています。
あまり一人で出掛ける事がない私ですが、自室かのようにスカイバルコニーで寛いでいます。

我が家のように、新築時は奥さんよりも旦那様がスカイバルコニーを希望する場合が圧倒的に多いですが、否定するだけでなくママも使い方を前向きに考えてみると、結構楽しいです。
あとから発覚!大誤算!
広々としたスカイバルコニー、なかなか良いのですが、1つ大誤算が。
4方の内、1辺(東側)は建物そのものが面しているのでただの壁で問題ないんですが、他3辺の景色問題。
スカイバルコニーを作ったからには、夜景が楽しめるんだろうと思っていたのですが…
内1辺は、お隣さんの屋根の方が高くて、
景色が全く見えないという…(大泣)
これ、設計の段階でわからなかったのかなぁ…と。
景色の悪いスカイバルコニーに何の意味があるのだろうか????と。

ココに注意
スカイバルコニー設置をご検討中の方は、ハウスメーカー側に、景色や障害物の有無を予め確認しましょう。
まとめ:スカイバルコニーは本当に必要かよく検討すべし!
スカイバルコニーって、オシャレな感じだし、夜景見れそうだしあったらいいな~なんて思うのですが、実は、実用性はあんまりないです。(屋上で家庭菜園する場合はまた違うのかもしれませんが…)
スカイバルコニー採用は、本当に、予算との兼ね合いになるかと思います。
でも、後から屋上をつけたくてもそれはなかなか難しい事だと思います。
間取りにもよりますし、階段増設の問題もあり、費用面でも100万円を軽く越えてきます。
私は、結果的には作って良かったな~とは思っていますが、でも未だにその200万で、洗面台を造作したかったし、リビングも広くしたかったな…と少々未練が残っています(汗)
私が施主だったら、つけません(笑)
でも、思い切って良かったと、思うようにしています。
一応、特徴のある家にはなりましたしね…。
夫はBBQしたいようですが。

個人的にはスカイバルコニーを作ったからには、プール遊び以外にも、春秋は、インフィニティチェアでも置いて、日向ぼっこしながら本を読んだり、夜は天体観測したり…そんな風に活用していきたいと思っています。
使わないと、勿体ないですからね。
そんなわけで、スカイバルコニーをご検討中の皆様は、よくよく考えて採用された方が良いかと思います!
以上、我が家のスカイバルコニーについてでした♪どなたかの参考になりましたら幸いです。

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