
お答えします!
敷地面積150㎡(45坪)、延べ床面積109㎡(33坪)の注文住宅4LDK+Sな我が家の、新築費用を大公開します!2020年、土地、建物、それぞれを購入しました。
このブログ記事で分かる事
- 33坪ローコスト住宅の本体価格
- 注文住宅の諸経費の種類
土地購入の経緯
夫の職場に合わせ、首都圏の政令指定都市に土地を買いました。
駅から徒歩10分以内、小学校は徒歩5分圏内、スーパーは徒歩6分圏内とそれなりに便利な場所です。
購入の決め手は、150㎡(45坪)超という広さ、都心へのアクセスの良さを含めた立地の良さはもちろんですが、何よりも破格のお値段だった事です。地主側が早く手放したいという急ぎのタイミングでの巡り合わせだったので、相場よりも安く購入する事ができ、とてもラッキーでした。
土地購入に至る前に、とある新築建売をタッチの差で逃したという、とてもとても苦く悔しい経験があります(涙)
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泣くほど悔しかった!逃した建売住宅の間取りをご紹介。
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一時期、もう二度とこんないい物件はない!とまで言って落ち込んでいたので、この土地を見つけた時は、それはそれは嬉しかったです。この土地と出会って注文住宅を建てた事で、あの時の悔しかった気持ちや、もっと早く申し出れば良かった~という後悔が、完全に払拭されました。
ハウスメーカーとの巡り合わせ
予算的に、最初から坪単価の高い、超大手ハウスメーカーは外していました。
ローコスト住宅専門メーカーだったり、地元の工務店などを当たりました。
我が家が決めたハウスメーカーは、以前新築建売を探していた際にお世話になった会社です。
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他、もう1社大手にも、ギリギリまで価格&仕様内容で競って頂き、値引きに成功、最終的に前者のハウスメーカーに決定しました。
小さなハウスメーカーですが、我々の要望を本当によく叶えて下さいました。感謝しています。
設計から完成まで円満にお付き合いができて、私達はツイていた、と思っています。

尚、ローコスト住宅を手掛けるハウスメーカーと言っても、1000万未満の家!のような超ローコスト住宅は手掛けていないメーカーで、坪単価は40~60万ぐらいだと思います。安すぎず、でも、手頃なお値段、いい塩梅です。
ローコスト住宅建築費用
建築にかかった建物本体の費用ですが…
ズバリ、
本体価格2100万です!
その内訳ですが、
- 建物本体 2000万
- 耐震等級3取得費用 30万
- オプション料金 25万
- 電柱 33万
(場所的に新規で立てる必要がありました)
その他登記費用等々です。
オプション追加変更は控えめにしました。以下の記事にて、一部紹介しております。
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ローコスト住宅の頭金は?
ローンの決済前に払わなくてはならなかった、以下の手数料や保険料を頭金にて支払いました。
- 土地手付金
- 土地収入印紙
- 土地仲介手数料
- 土地ローン収入印紙
- 土地融資手数料、保証料
- 土地抵当権設定、登記費用
- 建物請負契約手付金
- 建物収入印紙
- 建物決済収入印紙
- 建物表示登記費用
- 火災保険、地震保険
- 建物融資手数料、保証料
- 建物抵当権設定
- 建物本体費用 一部
- 工事オプション
合計370万円です!
尚、金額内訳ですが(詳細わかればまた追記したいと思います。)、ほとんどは「手付金」ですね。
「手付金」は一般的に10%と言われています。
「土地手付金」は土地価格の10%、「建物請負契約手付金」は、工事費用総額の10%ほどです。
買いたい土地の価格と、建てたい規模の建物の見積もりが出揃えば、だいたい、その他諸費用の額がザックリ出せるかと思います。
幾らまで頭金を出すか…悩みますよね。
我が家は夫婦がアラフォー、子供2人もまだ未就学児という事もあり、多めに頭金出して返済金額を減らしたいという焦りと、子供の養育資金を手元に置いておきたいという気持ちのせめぎ合いがあり、400万くらいかな?と、現金支払い分を頭金としました。

ローコスト住宅のローンは?
アラフォーに突入したという事もあり、35年はなんだか怖くて、
30年ローンを組みました。

2人で返済していく予定ではありますが、借入金額は、十分、夫一人で返済可能な金額設定にしました。
夫はの給与は年棒制につき、ボーナス支払いはナシです。
不景気によるボーナスカットなど、情勢の影響はあまり受けないという安心感はあります。
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まずはシミュレーションから
我が家は契約締結したのは12月。
その時は、まだコロナのコの字も出てなかったですね。
建築真っ只中の2月ですね、コロナのニュースが飛び込んできて、翌月早々に緊急事態宣言、と。
世間はパニック状態、各企業は軒並み自粛ムード。
夫までテレワーク開始…。

幸いにも、ローン支払い等に影響するほどではないのですが、こんなコロナなんて全くの想定外でしたから…先行き不安です。
ただ、以前の家賃程度というそれほど負担にはならない月々の返済額なので、よほどの事がなければ滞納という事はない、と見ています。
ローン返済への備え
我が家も、団体信用生命保険(いわゆる、「団信」)に加入しています。
夫が死んだら、家はローンはチャラ、家は私の物です(笑)

ただ、綺麗に死ぬとは限りませんよね。
団信の保険対象にならないような、リストラ、病気以外の夫自身の都合による転職・退職、「もしも〜」を考えると、ローン返済が難しくなる色んなケースがでてきます。
私自身は、内職はあるものの、ただの専業主婦。
夫の収入がなくなった時でも、私がなんとか捻出できる額をローン返済額としました。
ここでのポイントは、私が正社員になって返済を続ければいい、とは考えない事。
- 子どもが病気になるかもしれない
- 子どもが不登校になるかもしれない
- 子どもの学力が低く、授業についていけないかもしれない(家庭勉強が必要など)
- 子どもが何かに秀でて、そちらの活動を応援しないといけなくなるかもしれない(送迎や遠征付き添いなど発生)
- 親の介護が必要になるかもしれない(両家遠方、次男夫婦なので可能性は低いですが)
※学費に関しては、別途、生命保険と掛け合わせた学資保険に加入中です。
<span class="st-mymarker-s">妻である私がパート程度でも返済できる額というのが、ポイントとなりました。</span>
数年なら、妻がパートでも返済を頑張れる額、ですね。
「いざとなったら在宅ワークでも頑張れば…」と考える方もいるかと思います。
確かに、主婦でも誰でも稼げる在宅ワークはありますが、経験者から言うと、お小遣い程度2~3万であれば誰でも簡単、でも、5~10万(もしくはそれ以上)を毎月継続的に稼ぐのはかなり困難、です。
量をこなせば稼げる、頑張ればどうにかなるのではないのが、在宅ワークの厳しいところ。
そして、何年にも渡って安定した収入を継続するのは、特殊なスキルがない限りは困難です。
健康である限り、「子供を育てながら、スーパーなどで稼げる額」を妻の労働の限界ととらえるのが現実的かと、個人的には思います。(※再就職可能な有資格者を除く、専業主婦の場合。)
ローコスト住宅の場合、そんな少額のローン返済額設定も可能なのが、有難い所ですね。
無理のないローン返済、正直、不安がなく最高です。

家の修繕費・住設の買い替え費用など、経年劣化に備え、積み立てておくことは大事です。
我が家の希望としては、なるべく、早めに息子に家(土地)を譲りたいと考えています。建て替えるでも売るでもいいです。
子どもの代まで持たせる家、とは考えていません。
その為、20〜30年持ってさえくれれば…という点でも、ローコスト住宅は手軽で良いなと思っています。
ローコスト住宅費用まとめ
元々、土地を持ってたらな…と思う事がよくあります。
私の実家が将にそれで、30年前に祖父所有の土地に両親が注文住宅を建てました。土地さえあれば、その分、大きくて良い建物が建てられますよね。

でもそのかわり、私達は私達で、土地を購入した事により完全なる自立を実感できましたし、良い意味で責任を感じる事ができ、また一つ大人になったような気もします。
そんな風に無理矢理ポジティブにとらえつつ、
ローン地獄のはじまりはじまり~です(笑)