
お答えします!
今年建てた注文住宅に作った、5歳のダックス♀用のペットスペース(犬スペース、ドッグスペース、犬専用スペース、犬部屋…)をご紹介します。
このブログ記事から得られる事
- ペットスペースの仕様がわかる
- 仕様を考える際の注意点がわかる
Contents
1畳のペットスペース公開!
ローコスト住宅な我が家の中で最も贅沢であろう、ペットスペース。
なんと、広さが1畳もあります(笑)
新築ペットスペース設計図
リビング階段下のスペースを活用しました。
高さ70cm、幅77cm、奥行180cmです。

ペットスペース費用
造作という事で建築費用に込みになっており、残念ながら、ペットスペース単体の造作費用は不明です。
ただ、造作して頂くにあたり、我が家の場合は、ペットスペース上の収納扉の追加費用が発生しました。
建具が特注という事で、18,000円×2箇所(リビング側と和室側)が追加でかかりました。
ペットスペース公開
ペットスペースをご紹介します。
尚、我が家の犬は、常時フリーで生活しています。
ダックスという犬種柄、腰への負担を考慮し、生活エリアは1階のみに限定。(2階へは上がらせないようにしています。)
ワンコは家族、常に生活の中心に…という事で、ペットスペースの場所はLDKです。
キッチンへの通路の脇、もちろんリビングからもよく見えます。
天井の中央にはダウンライトがあります。(階段照明用のスイッチと同じ場所にスイッチがあります。)
左壁側面に何故かコンセントもありますね…特に指定してませんが、設置して頂いてました。

入り口には、高さ66cmのペットゲートを後から購入して設置しました。
設計の段階から、この商品で対応するつもりでした。
ココがポイント
ペットゲートは造作なのか市販の物なのか、ハッキリさせておきましょう。市販の物はサイズが限られているので、設計時に要相談です!
このペットゲートは、前後どちらにでも開いて、ストッパーで固定できるので便利です。
すぐに開けたい時は手前に引きます、開けっぱなしにしたい時は、内側に押し込んで押し込んでおくと、邪魔になりません。
ペットスペースのすぐ上に収納を作りました。
ご飯やトイレ関係以外のペット用品はこちらにまとめています。

このペットスペースは、ワンコの生活スペース、お留守番ケージを兼ねており、ご飯&お水トレーはスペース内にしていますが、ペットトイレは常設していません。
留守番させる時に、都度ペットシーツを敷く対応をしています。
ワンコの排泄動線
ペットスペースを間取りに入れるにあたり、まず一番先に決めなくてならないのが、
トイレはどこに設置するか?という点です。
我が家は、普段の排泄は、玄関の土間にあるトイレトレーでさせています。
ワンコの排泄動線は以下の通りです。
ペットスペースを出て、リビングを経由し玄関から土間へ。
賃貸に住んでいた頃は、廊下に設置していたトイレに行く度に「ドアを開けて」とリビングドアを脚でカリカリしていました。
常にドアを開けて置けばいいのですが、やはり冷暖房つけていると開けっ放しというわけにもいきませんし…。
常々、ワンコには自分で好きに行って欲しいなと思っていました。
という事で…
自由に土間で排泄できるように、
リビングドアはリクシルのペットドアを採用しました!
ペットドア部分はゴム製(シリコン?)で柔らかめ、そこをペットが頭で押して潜り抜けると、重さで勝手に閉まる仕組みです。


ペットドアの詳細は、以下の記事にてご紹介しています。
-
LIXIL(リクシル)のペットドアを採用した家。犬と暮らす家
ペットだけが通れる、小さな扉がついたドアがある事を御存じですか? 小型犬1頭を飼っている我が家が採用した、LIXIL(リ ...
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ペットドアをくぐり抜けるとすぐに玄関ホール、そして土間へ。
トイレに失敗しても土間なので、洗い流せるのがいいです。
それに、トイレを土間に置く事で、リビングへトイレ臭が流れるのを抑える事ができて良いです。


ワンコも、自分の寝床付近では排泄したくない生き物。
恐らく、トイレが遠い別の場所というのは満足しているものと思います。
玄関ホールから土間に下りる為の犬用スロープをDIYしました。以下の記事でご紹介しています。
-
参考犬用スロープを手作り!ダンボールと粘土でDIYする方法。
みみみ加齢に合わせた環境作りは、飼い主として是非してあげたい事です。 犬は7歳からシニアなのー。みみみ犬の生活エリアは1 ...
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ペットスペース設置検討ポイント!
ペットスペースを作るならリビングに面する形で設けたいなと、最初はそんなイメージしかありませんでしたが、その他にも、検討すべきポイントが色々ありました。
ご飯はどこで食べる?
我が家はペットスペース内に、ご飯とお水のボウルを置くことにしました。
水場をどこに常設するかによって、ペットスペースの広さも変わってきます。
排泄はどこでさせる?
上記にも書きましたが、これが一番重要です。
ペットスペースをリビングに設けるにあたり、できれば、トイレトレーはリビングに置きたくないな…と思い、割とトイレ場所を覚えるのは早い子なので、引越しを機に玄関(土間)でさせる事にしました。
それに伴い、自力でリビングから玄関の土間に出てトイレを済ませられるよう、リビングドアにペットドアを設置する事にしました。

寝る場所はどこ?
うちの子の場合、寝る場所は特に決まっていません。
でも、昼寝はドーム型の巣でするので、それをペットスペース内に置くことに。
夜は、私や夫の寝室にやってきて布団に潜りこんでくることが多いので、いつでも好きに移動できる形にしました。
来客時、外出時の活用法
ピンポーン!と来客があった時に、ペットスペースにスムーズに入れられるのが理想です。(扉があると便利です。)
呼び鈴が鳴ると、すぐに玄関に行ってしまう犬もいますよね。ペットスペースの位置も重要です。

また、外出時は、お留守番エリアとしてゆったり過ごせて、且つ、排泄も可能なスペースにしました。
犬小屋(ケージ)というよりは、部屋ぐらいの余裕を作りました。
ペットスペースを作るメリット
自分の場所を与えることで、ワンコを安心させることができます。
また、部屋の中にケージを置く必要がなくなる為、内装の雰囲気を損ねません。
ペットスペースを作るデメリット
場所の移動ができない事。
ペットスペースの位置や仕様によっては、ペットが使ってくれない(入ってくれない)可能性も…。そこは覚悟が必要かと思います。もちろん躾でカバーできることもあるかと思いますが。

ペットスペースの失敗ポイント
実はこのペットスペース、我が家の最大の失敗ポイントなんです…。
1畳にするつもりなんてなかったのです…


夫が「留守番の時は広い場所がいいだろう」と1畳で設計をお願いしていたのです…。
後日それに気づいた私は、半畳に訂正、削った半畳を使って横の収納拡張を申し出たのですが、時既に遅しで(涙)
今でも半畳にしたいです。
折角だからいずれ、大型犬を飼おうという夢ができましたが…。



犬の数、犬の体格にあった、ペットスペースを作りたいものですね。
そして、
1畳の横穴…
非常に、掃除がしにくいです(涙)
そして、中にトイレトレーを設置していないとはいえ、臭いが籠りやすい!
1畳にするならば換気口か、小窓を作るべきでしたね、あとで気づきました。

指定しなくても中にダウンライトはつけて下さったんですがね…その気遣いついでに換気口の提案も欲しかったです。
設計士の方が犬を飼っていらっしゃる方だったら、もう少し工夫の提案があったんじゃないかなと思います…。

ココがダメ
まとめ:ケージを置かない犬との暮らしを実現しよう!
ケージを置くよりも、やっぱり見た目的にスッキリ!
注文住宅ならではですね。これから建てられるワンコオーナーさんには是非お勧めしたいです♪
ココに注意
万人受け住宅ではなくなるので、家を売る際にはマイナスポイントになってしまう場合があるかもしれませんが。
更に、ワンコに優しい家づくりとして拘りたい床については、ペット専用(犬猫向け)フロアコーティングも検討したい所です。防滑性に加え、撥水性、耐傷性、耐久性、舐めても安全な抗菌も兼ね備えたペットに最適なフロアコーティングです。
また、マイホームを手に入れたら犬を飼いたい!という方は、マイホームに犬を迎える為の段取りについて、以下の記事にてご紹介していますので、併せてご覧ください。
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新築マイホームで犬を飼う準備をしよう!犬と暮らす家の計画。
みみみスムーズに新築後にワンちゃんをお迎えする流れです! step1犬種のあたりをつける step2購入・譲渡元の下調べ ...
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以上、我が家のペットスペースのご紹介でした。どなたかの参考になりましたら幸いです。

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